Jugem から WordPress へのデータ移行方法

ある案件で、現在Jugem にて運用しているブログを、全て、Wordpress に引っ越ししたいという話があった。

ネットに、様々な情報が出ているが、いくつかのサイトを見ながら実施するのは面倒なので、自分の作業メモとして、以下を記録しておく。

Step1: Jugemから、ブログ記事をエクスポート

1.Jugem にログイン

001-jugem-login

Jugemでは、過去の記事をエクスポートする機能がある。

2.「ブログ設定」→「インポート・エクスポート」を選択

002_imp_and_exp_menu

3.「[ JUGEM-XML ]形式で書き出し」から、出力したい記事を100件単位で選択する。

  • 2014年10月4日時点のJugem の仕様としては、100件単位でしかエクスポートできない模様
  • 1~100件は一番古い記事から100件という意味なので、最新のものを選ぶときはリストの一番下に出てくるもの(下記事例では、1601~1627件)を選択する。

003_export_list

4.「エクスポート」ボタンを押下し、ファイルを保存する。

004_export_btn

 

以下、移行したい件数分だけ、100件単位で繰り返す

Step2:アップロードした画像をダウンロードする

残念ながら、2014年10月4日時点では、Jugemにアップした画像を、一括でダウンロードする機能は存在しない。

基本仕様としては、アップした画像を一件ずつダウンロードするようになっている。

大量の画像が存在する場合、作業量が多くなり、煩雑で、ミスや漏れが起きてしまう。

そこで、以下のようなツールを使って、できるだけ手作業を減らす形で実施した。

1.Firefox にて DownThemAll! というAdd-On を導入する

Firefoxを開いて、DownThemAll! を開き、「Add to Firefox」ボタンを押下する

005_add_to_firefox

2.Firefoxにて、Jugem管理画面を開き、「データ管理」→「画像の管理」を選択する

006_data_m,anagement_btn

すると、次のように、アップロードした画像の一覧が、16件毎に表示される

007-jugem-image-management-list

  • 記事のエクスポート時と異なり、画像データは最新のものから順番に表示されている。
  • 最後のページを選択すると、最も古いアップデータを選択することになる

3.Firefox にて、「ツール」→「DownThemALl!ツール」→「DownThemAll…」を選択する

008_down-them-all-start

 

4.「リンク」タブをクリックして、「開始」ボタンを押下する

009_down_them_all_shot

 

これで、Jugemの画像エクスポート画面にて表示されていた画像データ(16件)が一括ダウンロードされる。

  • この時、ダウンロードされる画像データは元のファイル名のままとなる
  • ディレクトリ構造に関係なく、一括して同じローカルのフォルダにダウンロードされることになる

5.Jugem の画像管理画面にて、次のダウンロード一覧を表示させ、上記3.4.を繰り返す

010-jugem-image-management-next-list

 

Srep3. JugemXML 形式のデータをMovable Type 形式に変換する

エクスポートデータはWordpressが正式にサポートするインポートファイル形式ではないため、MovableType形式に変換する

1.「JUGEMログをMTログに変換サイト」 にアクセス

JUGEMログをMTログに変換サイト」を開く

011-jugem_2_mt_exchange-top

2.エクスポートファイルの指定で「ファイルを選択」ボタンを押下

012-jugem_2_mt_exchange-select-file-btn

 3.Step1 でエクスポートしたファイルの一つを選択し、「開く」ボタンを押下

013-jugem_2_mt_exchange-select-file-dialog

4.「変換開始」ボタンを押下

014-jugem_2_mt_exchange-start_btn

5.「ダウンロード」リンクをクリックし、データ変換後のファイルを保存する

015-jugem_2_mt_exchange-download_link

6. 置換されたMovableType形式データを一つのファイルにマージする

特に注意すべきかどうかわからないが、何かあると面倒だと思ったので、記事の日付の古い順に全ての記事をマージ(合体)させていった。

テキストエディタで対象ファイルを開き、置換されたデータの最終行の後ろに、次の日付のデータをコピペ(Copy & Past)するだけ。

Step4. インポート予定のMovableType形式データに記述されている画像リンクを、移行先環境に合わせて変更する

ブログデータの移行において、実はこれが一番面倒だったりする。

ブログを運営している時、ほとんどのユーザは、自分がアップロードした画像のフォルダ構造なんて、ほとんど気にしていないし、気にする必要性さえ考えていない。

そのため、ブログサービスが提供している管理画面のデフォルト(初期設定)に従って利用していることが大半である。

もちろん、ブログサービスも、データの移行なんてことも、基本的に考えていない。

そのため、ユーザがアップロードするディレクトリ(フォルダ)構造も、サービスによってはアップロードした日付によって、命名規則が異なったりすることがある。

しかし、データを移行しようとしたとき、アップロードしたデータは取得できても、運用されていた画像データのフォルダ構造は解析するしか知る手段がない。

FTPで一括してダウンロードできるなら、対して気にしなくてすむのだが、そんなことを許しているブログサービスは(たぶん)ない。

移行後、画像を正しく表示させるためには、インポートデータにおいて、画像ファイルを指定されている部分のフォルダ構造を、新サーバ(システム)にあわせて変更せねばらないのである。

1.Jugem の画像データディレクトリ構造

そこで、作成したMovableType形式 のデータをテキストエディタで開き、構造を見てみる。

すると、Jugem の場合は、画像データのディレクトリ構造に、次のような規則性があることがわかった。

絵文字データ
http://picto0.jugem.jp/*/*/*/*************/****************.gif

アップロードデータ
http://JugemのユーザID.img.jugem.jp/*********.jpg
http://img-cdn.jg.jugem.jp/*****/*******/**********************.jpg

さて、問題は上記のように*となっているところは、特定の文字列になっていない(なっているのかもしれないが、よくわからない)ということだ。

これでは、一括置換をかけようと思っても、膨大な時間を労してしまう。

そこで、こうした任意の文字列をきちんんと判定して、正しく置換する方法はないか?と探していたら、以前にも利用したことがある TextSS.net で実現できることがわかった。

2.TextSS.net でインポートしたいファイルを選択する

拡張子欄に、置換したいファイルの拡張子を([*.拡張子]という書式で)入力し、「ファイル追加」ボタンを押下

016-textss-change-select-file-btn

3.置換したいインポート用ファイルを選択し、「開く」ボタンを押下

017-textss-change-select-file

4.検索文字列、置換後文字列を入力し、「次へ」ボタンを押下

TextSS は、検索文字列や置換後の文字列に「ワイルドカード」を指定できる。

ワイルドカードとは、特定の文字列ではない文字列を指定できる仕組みのこと。

Jugemの場合、この欄に入力するのは次の文字列で対応できた。

http://picto0.jugem.jp/*/*/*/(*)/
http://img-cdn.jg.jugem.jp/(*)/(*)/
http://JugemのユーザID.img.jugem.jp/

今回は、画像データは全て一つのフォルダにまとめておく予定なので、置換文字は次のように指定した。

/wp-content/uploads/old/

 

018-textss-change-with-wild-card

これで、インポートデータとしては、全画像は /wp-content/uploads/old/ に全て集められ、リンク構造も全て当該ディレクトリのファイルに向けることができたはずである。

Step5. 新システム上に、画像データをFTP (Over SSL) にて一括アップロード

Step2 にてダウンロードした画像データを、全て新サーバへアップロードする。

事例では、/wp-content/uploads/old/ ディレクトリへアップした。

Step6. Wordpress にインポートする

1.インポート先のWordpressの管理画面から、「ツール」→「インポート」リンクをクリックする

019-wp-import-link

2.MovableType and TypePad リンクをクリックする

020-mt-and-typepad-import-link

今までインポート機能を利用したことがなければ、このクリックによってプラグインの導入が始まる
※ プラグインによってインポートされるということらしい。

020-01-import-plugin-start-btn

上記画面が表示されたら、「今すぐインストール」ボタンを押下

020-02-import-plugin-install-link

「プラグインを有効化してインポートツールを実行」リンクをクリック

 

上記インストール完了、もしくは、すでにプラグインが導入されていれば、次の画面が表示される

3.「ファイルを選択」ボタンを押下

021-mt-and-typepad-import-file-select-btn

 

4.「ファイルをアップロードしてインポート」ボタンを押下

022-mt-and-typepad-import-start-btn

5.「submit」ボタンを押下

023-import-blog-start-btn

6.Have fun! と表示されれば、インポート完了(しているはず・・・)

024-import-resault

 

上記手順でブログの移行ができた。

しかし、外ブロ(外部のブログサービス)からのデータ移行は一筋縄ではいかないですな・・・・

 

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岡本 興一

クライアント経営者からは「カウンセラー」と呼ばれている自称「IT活用コンサルタント」。 ホームページ制作の依頼があっても、経営改善のための社長カウンセリングが始まり、なかなか制作が始まらないということで有名。 1971年生まれ。国立大阪大学工学部卒業。 ネットとITに詳しい経営者のサポーターで、仕組み作りのプロフェッショナル。 PHS販売数日本一の通販サイトや、圧倒的な売上を作るホテルのサイトなど多数プロデュースし、インターネットやITを経営に役立てるためのノウハウを常に仕入れ、実践しているだけでなく、経営に関する様々なノウハウ、メソッドの研究を行っており企業の「戦略」策定能力には定評がある。 保有資格:ITコーディネータ / CompTIA e-Biz+ / TCAE /公認情報セキュリティ監査人 / 情報セキュリティアドミニストレータ / CSMS(米国SEW認定SEO/SEM スペシャリスト)など多数
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