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仕事は「30点」でいい(2012年06月05日)

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2歳になる娘が寝る前に「チュー」してくれるのが、最も幸せを感じるひとときになっている岡本です。

 

妻が、「はい、お父さんにおやすみなさいして」というと、トコトコとやってきて、膝の上にのり、「チュー」としてくれるのですが、時々「いやっ!」と拒否されることが・・・・。

 

娘よ。今日はお父さんの幸せを奪わないでね。

 

梅雨と言えばカビの季節ですね。

カビキラーで掃除していて、気がつくと大きな丸い白いシミが・・。

気がつかないうちに、カビキラーが服についていたみたいです。

「う゛わぁー! 気に入っていたのにぃ~!」

とならないように気をつけてくださいね。

当社は、ホームページの作成も請け負っていますが、その作成作業がスケジュール通りに進まないということがあります。

 

その多くは、デザインが進まないことが原因ではなく、原稿作成が遅れていることが主な原因となっていることが多いです。

 

私たちのホームページ制作の場合、実際に「制作」にかかる作業はプロジェクトのスケジュールで言えば、3分の1程度しかありません。

全体の3分の1は、ターゲット設定や、訴求ポイントを探すこと。

そのために行う会社の強みの分析、USP探しなどで費やされます。

 

つぎの3分の1が原稿作成に費やされます。

ターゲット設定や訴求ポイントを明確化しているので、早く終わりそうな気がするのですが、なかなか進まないことがあります。

 

請け負う範囲によっても異なりますが、当社がお手伝いする範囲について、お客様側で下になる現行をお作りいただいた上で、当社が修正案を提示、それを繰り返して完成させていくというスタイルになることが多くあります。

 

もちろん、最初から当社で原稿を書き下ろすというやり方もあります。

ところが、当社で書き下ろすためには、お客様への取材を何度も行う必要があり、当方の作業が多くなるのと同時に、お客様自身の時間も相当いただく必要があるのです。

 

そこで、コスト削減のために、上記のような方法をとることが多くなっています。

 

ところが、作業が進まない場合の請負い方も、この、お客様にたたき台を作ってもらうことが大半なのです。

では、なぜ遅延するのか?というと、遅延するほとんどのお客様が、最初から完璧な原稿を作ろうとされるからです。

 

当社に送付いただく元原稿の完成度を高くしようとされていると、少しでも書けなかったところ、迷ったところがあると、作業が止まってしまいます。

 

そこでいつも申し上げているのが、「30点法」です

 

「30点法」とは、まずは「30点」の原稿でよいので、取りあえず送ってくださいというもの。

その30点の原稿を戴いて当社から修正やコメントをつけて40点くらいのものをお返しします。

 

お客様は、そこから50点にして返してもらい、当社からは60点にしてお返しします。

これを繰り返して、70~80点と思ったら、その原稿は【脱稿】とするのです。

 

心理学の世界でも、達成が非常に難しい目標をたてると、最初の一歩がなかなか踏み出せないものだということがわかっています。

それは、達成できるという実感を持つことが難しいからだそうです。

 

最初から100点を目指すと、達成できそうな気がしないために、なかなか作業に取りかかれないし、取りかかっても納得できないので送付できない。

 

ところが、最初から「30点でいい」と目標値を下げてしまえば、達成できそうな目標であり、気楽に進めることができるわけです。

 

こうして、いきなりレベルの高い原稿をつくろうとせず、レベルが低くてもいいので、とにかく進めることが、結果的に効果を上げていきます。

 

このやり方をすると、とにかく原稿がどんどん進んでいきます。

一見、何度もやりとりをすることが、無駄に思えるかもしれませんが、何度もやりとりをするうちに、推敲が進み、結果的にレベルの高い原稿に仕上がっていきますし、コツを覚えてくるので、プロジェクトが終盤にさしかかってくると、いきなり50点の原稿を書くことができるようになるものです。

 

このやり方、原稿作成だけにいえるものではありません。

どんな仕事でも、とりあえず30点でいい。すぐにやる。

やってから直す。

 

そう考えるだけで、止まっていたことがどんどん先に進むようになるからおもしろいです。

 

 

MQ戦略ゲーム(通称:MG)研修を開発された西順一郎先生は、「すぐやる。後から直す」とよく言われます。

 

「いいな」と思ったことはすぐにまねをする。

後で自分(自社)にあわないところを修正するようにするのが、進化させる方法だということです。

 

株式会社武蔵野の小山昇さんも次のような主旨のことをおっしゃっています。

「何も考えずにとにかくそのまままねをする。最初にカスタマイズしてはいけない」

 

学校のテストでは、100点を取りたいなら120点を取るつもりで勉強することが必要でしたが、仕事では100点を取るために何も進まなければ、それは0点と一緒。

 

最初から100点を目指さず、30点でいいから進めることができれば、確実にプラスになるんですよね。

編集後記:

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岡本 興一

クライアント経営者からは「カウンセラー」と呼ばれている自称「IT活用コンサルタント」。 ホームページ制作の依頼があっても、経営改善のための社長カウンセリングが始まり、なかなか制作が始まらないということで有名。 1971年生まれ。国立大阪大学工学部卒業。 ネットとITに詳しい経営者のサポーターで、仕組み作りのプロフェッショナル。 PHS販売数日本一の通販サイトや、圧倒的な売上を作るホテルのサイトなど多数プロデュースし、インターネットやITを経営に役立てるためのノウハウを常に仕入れ、実践しているだけでなく、経営に関する様々なノウハウ、メソッドの研究を行っており企業の「戦略」策定能力には定評がある。 保有資格:ITコーディネータ / CompTIA e-Biz+ / TCAE /公認情報セキュリティ監査人 / 情報セキュリティアドミニストレータ / CSMS(米国SEW認定SEO/SEM スペシャリスト)など多数
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