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教育は全てに優先する(2012年07月31日)

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小学校2年生のころ、スーパーカー消しゴムをノック式のボールペンではじき、段ボールで作ったサーキットの上でレースをして遊ぶのがとても大好きだった岡本です。

段ボールで立体交差するサーキットコースを作ったり、よく滑るようにと、スーパーカー消しゴムの裏側にホッチキスを止めたり、いろんな工夫をして遊んだことを思い出します。

今の子供たちはテレビゲームで、マリオカート?なんかをして遊ぶのでしょうが、当時はテレビゲームなんて無かったし、自分たちで作って遊ぶというのが当たり前でした。

まあ、所詮は昭和の時代だと言われそうですが・・・。

今日で7月も終わり!
「ひ、ひえ~。月末に出さないといけない書類を忘れていた~」
とならないように気をつけてくださいね。


このメールマガジンで何度もご紹介している研修「MQ戦略ゲーム(通称:MG)研修」には、様々な格言があります。

その中でも有名な言葉が「教育が全てに優先する」というものです。

MQ戦略ゲーム(通称:MG)は会社の運営、経営を見事なまでにデフォルメし、モデリングされています。
製造業を前提としていますが、他業種であっても、そのノウハウはほぼ流用で可能です。

ゲームで勝つためのノウハウ、スキルが、どんな業種であっても共通して使えるものばかりなのです。
ゲームで勝つために必要とされる「戦略」は、ゲームの中では大きく3つが取り上げられています。

1つ目が研究開発(青チップ)。他社よりも付加価値を付けるもの。
同じ商品を販売する場合でも、他社より高く買っていただける。同じ品質のものなら、少し高くても自社から買ってもらえるというブランド力を付けるためのもの。

2つ目が広告(赤チップ)。販売力を上げ、たくさんの顧客を見つけ、同時にたくさん販売する力を付けるものです。

3つ目が教育(黄チップ)。製造能力(供給能力)、販売能力の両方を向上させます。
社員の力を上げることで、設備投資をせずとも営業力やバックオフィスの処理能力、商品供給力を上げるというものです。

これら3つを意識的に作り上げ、他社との違いを徹底することで、ゲームで勝つ、すなわち、他社よりもたくさん売れて、利益を出すことができるようになっています。

これは、製造業だけに当てはまるというものではありませんね。
ウエディング業界にも、ずばり当てはまると思いませんか?

ウエディングで考えれば、他社と同じようなプランであるにも関わらず、自社の方が高くても売れるようになりたいでしょう。

あるいは、1件でも多くの問い合わせを獲得し、商談数を増やすことで、販売件数を伸ばしたいと考えるのは、どんな会場でも同じです。

また、教育を行うことによって、成約率のアップや、顧客満足度の向上を目指すのは、どんな式場でも実践していることだと思います。

さて、MQ戦略ゲーム(通称MG)研修を受講されている方々から、よくお聞きするのが、では、どの順番で実施するのが最もよいのか?という疑問です。

研究開発や広告には、「一発当たった」ということがあり得ます。
たまたま取り組んでいた施策が当たり、お客様から良いブランドイメージを獲得できたという場合や、たまたま、時代にマッチした広告を作ることができ、大量の問い合わせを得ることができたというものです。

残念ながら、これらの「一発」はなかなか続きません。
他社が真似することで、競争優位性を維持するのが難しいのです。

しかし、「教育」については違います。
まず、「一発当たる」ということはありません。成果は簡単には現れず、地道にコツコツと続けることで、じわりじわりと能力が上がっていくものです。

同時に、いきなり高いレベルにすることはできません。
教育には時間がかかるのです。

逆に言えば、成果が出始めた時、競合他社が真似しても、簡単には追いつくことができません。
人を育てるのには時間がかかるからです。

さらに、社員の能力が上がれば、お客様に対するサービス力が上がります。
そのサービス力が、付加価値として捉えられ、研究開発(青チップ)としての力に変わるのです。

あるいは、サービス力が口コミを呼び、広告(赤チップ)の役割を果たしてくれるのです。

ですから、MQ戦略ゲーム(通称MG)研修に取り組んでいる方々の多くが、「教育は全てに優先する」とおっしゃいます。

教育によって、付加価値、販売能力、供給能力、処理能力等が向上し、簡単には真似されないからです。

特に、サービス業であるウエディング業界の場合は、それが顕著です。
商品力の大半は、サービスであり、お客様から見たプランナーさんに対する評価こそが、商品力であり、販売力であり、付加価値に直結するからです。

実際、業績のよい式場様、会場様とお話をすると、間違いなく「教育」に力を入れておられます。

時間はかかりますが、他との差別化ができ、それが様々な形に変化し、しかも、他社が真似しようと思っても、追いつくには時間がかかり、追いつこうとしている間に、さらに先へと進化し、突き放すことができるからです。

さて、自社のUSP(Unique Selling Prpposition=他社にない強み、選ばれる理由)を考えたとき、人がその理由になっていますか?
もし、「人」が理由になっていなければ、他社に真似され、追いつかれ、競争優位性を失う可能性がありませんか?

「教育は全てに優先する」

この言葉はまさに至言だと思います。

 

編集後記:

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岡本 興一

クライアント経営者からは「カウンセラー」と呼ばれている自称「IT活用コンサルタント」。 ホームページ制作の依頼があっても、経営改善のための社長カウンセリングが始まり、なかなか制作が始まらないということで有名。 1971年生まれ。国立大阪大学工学部卒業。 ネットとITに詳しい経営者のサポーターで、仕組み作りのプロフェッショナル。 PHS販売数日本一の通販サイトや、圧倒的な売上を作るホテルのサイトなど多数プロデュースし、インターネットやITを経営に役立てるためのノウハウを常に仕入れ、実践しているだけでなく、経営に関する様々なノウハウ、メソッドの研究を行っており企業の「戦略」策定能力には定評がある。 保有資格:ITコーディネータ / CompTIA e-Biz+ / TCAE /公認情報セキュリティ監査人 / 情報セキュリティアドミニストレータ / CSMS(米国SEW認定SEO/SEM スペシャリスト)など多数
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