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人は失敗からしか学べない(2014年03月20日)

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いたずら 1自分に子どもができるまで、新幹線や飛行機に子どもがいると、「あちゃーっ! 今日ははずれだ」と思っていた岡本です。

当時の自分に、「お前はなんて自分勝手で浅はかで愚かな奴なんだ!」と叱りつけたくなります。

本当にお恥ずかしい限りです・・・・。

今は子どもを見ると、なんだか口元がニマッと緩んでしまったり、一緒に居るお母さんやお父さんを見て、「大変だね~。がんばってね~」と応援したくなるのが不思議です。

子どものおかげで自分も少しは成長できたと思うと、改めて「生まれてきてくれてありがとう!」と娘に言いたくなりました。

 


mg2-triangle01何度かご紹介したMQ戦略ゲーム(通称:MG)研修(以下、MG研修)は、「教えない」研修と言われています。

初めて参加するとき、「研修なのになぜ教えないの?」 と驚くのですが、最初は「勝ち方は教えない」と説明されます。

ゲームの戦い方をあれこれ教えてもらうと、確かに「ゲームの」成績は良くなるかもしれません。

しかし、そうして成績が上がったとしても、教えてもらった人の学びの質や量はどんなものになるでしょうか?

成績が上がって嬉しいと思っても、人に言われた通りに実施しただけなので、なぜ、成績が上がったのか?については、よく理解できないままになることが大半です。

ところが、ゲームの勝ち方を教わらない初心者の場合、ほとんどの方は、ゲームの成績が落ち込んで、ゲーム上で「倒産」を経験することになります。

※ 時々、商売の「天才」が初参加でも好成績を記録する時がありますが、まれなケースです

初めて参加したゲームで、なかなか勝つことができず、倒産さえ経験した参加者は、とても悔しいと思うものです。

そして、自分がやってきたゲームの戦い方の問題点はどこか? 成績の良い人達の戦い方とどこが違うのか?を考えるようになります。

そのため、他人の行動の観察をして、情報収集をすることが大切だと知らない間に気づきます。

また、自分の行動の問題点を反省し、「次に戦うときはこうしてみよう」と新しいチャレンジをすることになります。

新しいチャレンジをしても、すぐに成果を出せる人はまれで、やっぱり失敗します。

しかし、その失敗を繰り返すことで、反省を繰り返し、情報収集を繰り返し、「考える」癖がつくのです。

これが、初めて参加した時から、ゲームが強ければ、こうした「気づき」の機会を得ることができなくなります。

そこで、インストラクターになるための研修では、「とにかく『教えない』」ということを何度も何度も耳にします。

ベテランが集まる研修でも、「教えない」ということを、たたき込まれます。

これは、インストラクターやベテランが、経験の浅い人達の「気づき」をする機会を奪ってはならないからであり、「人は失敗からしか学べない」からです

さて、MG研修を何度も繰り返し受講していくうちに、参加者はだんだんと「自ら考える」人間へと変化していきます。

インストラクターをしていると、参加者の人達が、本当に変わっていくのを見ることができ、それが快感です。

さて、仕事の現場においても、自分よりも経験の浅い社員達に、「失敗させたくない」という思いで、いろんなことを教えることが多いと思います。

しかし、先に述べた通り「人は失敗からしか学べない」のです。

失敗することがわかっていても、敢えてやらせてみる。
そうして初めて学ぶことができる。

失敗の数が多ければ多いほど、それは学びの数、気づきの数が多いということだと考えれば、失敗すること、失敗させることに積極的になった方がよいのです

編集後記:子どもも大人も同じなんですよね

最近、社員教育と子育ては同じだとシミジミ思うようになりました。

そういえば、20代の頃にそんなことを言っておられたおじさんの話を聞いて、「子どもと大人を一緒にするな」とか生意気なことを思っていました。

すいません。バカでした・・・。

我が娘は現在3歳9ヶ月。
毎日のように何かを学び、新しいことが一つできるようになっています。

そのたびに、妻と私は盛大に喜んで見せたり、すごいね~と褒めたり。

すると、娘は誇らしい顔をしながら嬉しそうに笑ってくれ、また、次の挑戦をしていき、どんどん、どんどんできることが増えています。

で、「社員も同じだな~」とつくづく思います。

それは、新入社員でもベテラン社員でも同じだと思うのです。

人間って、誰もが認められると嬉しく、がんばろうと思うもの。

認めてあげることのできるカ所を一所懸命探して、それを表現することで、人間関係も良くなるし、お互いに成長できると感じます。

本当にお恥ずかしい話ですが、かつての自分は社員に対して「なんで(大人なのに)こんなことができないんだ!」と腹を立てていたし、できないことにフォーカスして、怒ることが多かったと反省しています。

そうではなく、できることにフォーカスすると、自然とできないことが減り、できることが増え、自ら考え行動してくれるようになる。

子どもはそれをそのまま見せてくれますし、MQ戦略ゲーム(通称:MG)研修に参加する度に、大人も同じなんだと気づかされます。

明元素な「みとめの達人」に近づけるように、今日もがんばりたいと思います。

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岡本 興一

クライアント経営者からは「カウンセラー」と呼ばれている自称「IT活用コンサルタント」。 ホームページ制作の依頼があっても、経営改善のための社長カウンセリングが始まり、なかなか制作が始まらないということで有名。 1971年生まれ。国立大阪大学工学部卒業。 ネットとITに詳しい経営者のサポーターで、仕組み作りのプロフェッショナル。 PHS販売数日本一の通販サイトや、圧倒的な売上を作るホテルのサイトなど多数プロデュースし、インターネットやITを経営に役立てるためのノウハウを常に仕入れ、実践しているだけでなく、経営に関する様々なノウハウ、メソッドの研究を行っており企業の「戦略」策定能力には定評がある。 保有資格:ITコーディネータ / CompTIA e-Biz+ / TCAE /公認情報セキュリティ監査人 / 情報セキュリティアドミニストレータ / CSMS(米国SEW認定SEO/SEM スペシャリスト)など多数
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