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知らず知らずに特殊な用語になっている(2014年04月08日)

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バランスチェア CUVILADY BCCU1707FRR昨日、通っているジムでいつもの通りのトレーニングを終えて返ろうとしたらスタッフさんから深刻な顔をして呼び止められ「実はご報告が・・・」と切り出され、「な、なんか悪い報告か?」とびびってしまった岡本です。

その話というのは、ジムで1月~3月に開催されていた「ダイエット選手権」というイベントで、私が優勝してしたということでした・・・

1月の体脂肪率(17.1%)→3月末日の体脂肪率(14.5%)となったということですが、実際に減少した体脂肪は1月(12.7kg)→3月(10.7kg)と、わずか2kg減っただけだったので、まさか表彰圏内に入っているとは思っていませんでした。

女性用の健康器具を賞品として戴いたので、そのまま妻に献上いたしました。

ジムの女性スタッフさんから、「奥さんは絶対喜びますよ~」と言われていたのですが、妻の反応はそれほど感じることができず、ちょっと期待はずれ・・・・

ま、自分の目指していた成果まではたどり着いていないものの、他人からは評価されたので、まずはOKとしておきます。

自分ではなかなか成果が出ないので心が折れそうでしたが、優勝されていただいたことで、引き続きがんばることができそうです。

 


増補改訂版 仕事ができる人の心得出会いと別れの季節4月に入って1週間。

この間に新たに仲間が入ってきた職場も多いことでしょう。

ところで、どんな業界であっても、あるいは、どんな職場であっても、組織が異なると、必ずと言って良いほど異なるものがあるのをご存じでしょうか?

それは「言葉のギャップ」です。

「えっ! 言葉って、ここ日本だし、同じ業界だし、同じ地域だし何言っているの?」

と思われたかもしれません。

そう、多くの人が言葉の意味を深く考えることなく、漫然と「言葉の意味が通じている」と思いこんでいるのです。

この傾向は、組織の歴史が長ければ長いほど顕著になります。

それは、関わる時間が長ければ長いほど、「あうんの呼吸」ができてくるため。

この「あうんの呼吸」が実はくせ者です。

「あうんの呼吸」とは「二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。また、それが一致すること」(大辞泉)です。

「空気を読む」ことが求められる日本という国では、つきあいが長くなれば互いに「あうんの呼吸」ができて当然と思っている人が多いものです。

この「あうんの呼吸」を生み出す一つの要素が、その組織特有の言葉の定義が自然と発生するということです。

例えば、「部長がおっしゃっている『○○』は、『△△』という意味だよ」と新人に伝えたことはありませんか?

ベテラン社員には「○○」で通じる意味が新人には通じない。

つまり、社内では「○○」という意味についての暗黙の共通認識があるということです。

これは言い換えると、組織の中では知らず知らずのうちに、特定の言葉が特殊な意味を持って認識されるということ。

ところが、そうした組織において当たり前に使われている言葉の多くは新たに仲間になった人にとっては、意味が正しく伝わりません。

しかも、会話をしている時、言葉を発した方も、聞いている側も、互いに意思が通じたと思いこんでしまい、伝わっていないことに気づきさえもしないことが多いのです。

それは、先に述べた通り、言葉の定義が自然とできてくるため、異なる意味で使われていることに、組織にいる人は気づくことが少ないから。

そして、曖昧なままで会話することが「空気を読む」ことの一つである日本という国では、話を聞いている側も言葉の意味についてはそれほど深く考えず、一般的な意味と捉えて曖昧なままにしているからです。

さて、会社組織として考えた時、人によってあるいは組織によって使っている言葉の定義が異なるという状態は、その組織に新しく入ってきた人とのコミュニケーションにおいては、正しく情報伝達ができないということです。

長いつきあいで自然と身についてしまった言葉の使い方を理解している人同士なら、意思疎通に必要となる言葉の量が減少し、迅速な行動を生み出し、強い組織を作る原動力になります。

ところが、新たに仲間に入った人とのコミュニケーションで、言葉の意味が異なることに、互いに気づく可能性が少ない現状では、新しい人が加わったことによって生産性が下がるということが発生します。

しかも、これは新しい人に特有の問題ではありません。

知らず知らずのうちに特殊な意味で用いられているため、たとえベテラン社員同士でも、微妙に使っている言葉の意味が異なることがあるのです。

実は、こうした言葉の問題は、仕事を進める上で様々な無駄、問題を生み出します

「空気を読む」ことが当然とされている日本の文化では、言葉の意味(定義)を曖昧にしていることが非常に多く、組織内に混乱を及ぼす原因となっていることが多いのです。

そこで、社内で使われている言葉の意味を明確に定義付けるというこで社内のコミュニケーションが円滑で活発化し、仕事の生産性が向上すると実戦してきた企業があります。

それが日本経営品質賞を2回も受賞した株式会社武蔵野です。

社内で使われている用語をまとめ、それを社内の勉強会で繰り返し確認し、言葉の意味の明確化を浸透させているそうです。

その用語集は阪急コミュニケーション社から出版され、ベストセラーとなっています。

仕事ができる人の心得

2012年には増補改訂版が出版され、さらにパワーアップされています。

増補改訂版 仕事ができる人の心得

自社で独自の用語集を作るのは大変な作業です。

しかし、こうした書籍を教科書として全社員に配布し、社内用語をこの教科書に合わせてしまえば、非常に楽に社内の共通言語を明確化できます。

しかも、文書になっているので、新人でもベテランでも、つきあいが浅くても深くても皆が等しく同じ意味で言葉を使えるようになります。

これは、迅速な意思決定、迅速な行動を行うために非常に有効な力になります。

そのため多くの企業で、社員全員にこの書籍を配布、勉強会をやっています。

組織の新陳代謝が行われるこの季節、社内で使われている言葉の意味に注目し、共通言語について考えてみてはいかがでしょうか?

増補改訂版 仕事ができる人の心得

おすすめの1冊です。

 

編集後記:共通言語化という意味だけでない良書です

本日ご紹介した「増補改訂版 仕事ができる人の心得」という本は、用語集ではありますが、単に頭から順番に読んでいっても、いろんな気づきを得ることができる一冊です。

たとえば、最初のページの一番には次のように書かれています。

【愛】

関心をもつことです。

【挨拶】
コミュニケーションをよくするための、一番重要なことです。
挨拶は相手よりも先に元気よく、明るく大きな声でするものです。
相手が立っていたら自分も立って、座っていたらかがんで目線を合わせる。

【赤字】
社長の甘えです。
社長が赤字になっても良いと決定したからです。
罪悪です。
赤字は絶対に避けるという意識を持って、1円なりとも損失をしないように
することです。

【赤字会社】
社員が挨拶をしない。
赤字が続くということは、自分の職場がなくなるということです。

【赤信号】
天が与えてくれた好機です。
ちょっと立ち止まって、一度、自分の人生を真剣に考える時です。

【明るい】
虫と同じように人が集まる。
物がきれいに見える。
防犯上もよい。

【あきらめる】
ありとあらゆる努力をしてもできない時です。
済んでしまったことは、くよくよしないことが大切です。
投げてしまうのは罪悪です。

共通言語化のためだけでなく、こうした言葉に触れ、考えるだけでもいろんな気づきを与えてくれる本だと思いませんか?

強くおススメめしたい一冊です。

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岡本 興一

クライアント経営者からは「カウンセラー」と呼ばれている自称「IT活用コンサルタント」。 ホームページ制作の依頼があっても、経営改善のための社長カウンセリングが始まり、なかなか制作が始まらないということで有名。 1971年生まれ。国立大阪大学工学部卒業。 ネットとITに詳しい経営者のサポーターで、仕組み作りのプロフェッショナル。 PHS販売数日本一の通販サイトや、圧倒的な売上を作るホテルのサイトなど多数プロデュースし、インターネットやITを経営に役立てるためのノウハウを常に仕入れ、実践しているだけでなく、経営に関する様々なノウハウ、メソッドの研究を行っており企業の「戦略」策定能力には定評がある。 保有資格:ITコーディネータ / CompTIA e-Biz+ / TCAE /公認情報セキュリティ監査人 / 情報セキュリティアドミニストレータ / CSMS(米国SEW認定SEO/SEM スペシャリスト)など多数
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